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2012年09月のお知らせ・コラム

2012.09.20

いのちいろはかるた

夏中、絵札の製作に取り掛かって来た「いのちいろはかるた」が湯気を立てながら、一箱届きました。まだ、解説考やCDが入ることになっていますので、製品の完成は、もうしばらく後になるでしょう。
日野原重明先生の101歳のお誕生祝いとして、企画されました。そのお祝いの夕べが10月3日に東京の第一生命ホールで開催され、そこで発表されることが決まっています。日野原先生の金言集といえる48枚は、どれも百年の医師人生体験から生まれた明言ばかり。絵札のきりえは、自分でも不思議なくらい無理なく楽しく刻めました。
一昨年になりますが、木曽義仲像を刻みました。武者絵衣装の文様の刻みは、今までにやったことが無い細かい刻み。でも、それを終えた私は、これで細かさを乗り越えました。やれば、出来ることは、まだまだたくさん残っていそうです。うれしい「かるた」をまもなく、発表できるので、わくわくしている初秋です。

2012.09.10

ナルコユリ

筑紫ゆうなさんの企画のおかげで、信濃町アファンの森に伺うことができました。
C.W.ニコルアファンの森財団の事務局長野口理佐子さんが、丁寧にご案内してくださって、その理念の崇高さに、感動しました。聞くだけでは、真理を知ることはできませんでした。全く到達出来ていませんでした。
湿原だった土地も、水路を造り、池を造って、多様な生物を確かに生息させる森に導いてきた年月。ここまでの永い道のりを森の姿は、教えていました。何年も何年もの努力が必要だと、良く判ります。
個人がここまでやり抜いているのに、言ってみれば、隣に接する国有林は、これで良いと思うのでしょうか。それを一番印象強く、嘆かわしく、私は思ったのです。あの境界を下る三面張りのコンクリートの水路は、見ていて痛いし恐怖でした。ゆらぎのある昔の水路に戻せないものでしょうか。森の専門家は、あれを見ても何も感じないのでしょうか。
あ、そうそう、私の教材「きりえバイエル」にあるこの森の「ナルコユリ」は、こんなに大きいのですよ。

2012.09.03

スカイツリーとの出会い

今日は、朝6時38分のあさまで、聖路加国際病院へ。「いのちいろはかるた」の読札を日野原先生が、読み上げてくださるというので、肉声の収録に行きました。先生はそれらは、ご自身の「金言」だと言い切って、歯切れ良く、心を込めて、48語録を読み上げてくださいました。10月3日の、101歳のお誕生日祝いの日には、発表されます。そのかるたにCDで添えられるのです。シニア版として、通常のかるたの1、5倍の大きなかるたが、創られています。ご期待ください。
その聖路加タワーで、最上階のベランダからスカイツリーにも出会ってきました。
ありがとうございました。

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