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2006.06.24

ホタルと出会った

今、辰野町のみのわ屋さんで展覧会を行っています。丁度ホタル祭りでしたから、ホタルの絵を中心に30点ほどを観ていただけます。江戸時代からの家が再生された空間で、下諏訪の春屋さんと同じ感動があります。先週の日曜日には、暗くなるまで待って
ホタルの見事な乱舞に出会ってきました。良く工夫された水辺が整備されています。見下ろす桟敷き席で日暮れを待ちました。
8時、ピカッと一番星が光り、それを合図にしたように、あっちにもこっちにも。帰ってサッカーを観たいという事情もあった夜なので、ゆっくり帰りはじめ、水路の間の小道で、今まで観たことのない数の輝きに出会うことができました。
すごかったね、すごかったね、と言い続けて家に帰りました。
で、今夜、また芋井までホタルに出会いに行きました。それは、長野市内の八幡川にホタルを飛ばそうと言う構想が進行中。川のほとりには、一茶の句と私のきりえ文字でデザインした句碑もできています。そのホタルを芋井の皆様にお願いし、いただきに行った訳です。その一帯は、真っ暗。辰野より深黒でした。空の星も美しくて、長野市の奥行きがうれしくなりました。
ホタルは、オスが飛んでいました。メスは、草むらにじっとうずくまったまま。各町にメスを一匹、オスを4〜5匹と決め、大事にいただいてきました。メスは光に2本の黒い線があり、体調も大きい。私は初めて、自分の手のひらでその姿を確認しました。
産卵し、多くのホタルに育って、長野市のど真ん中の川を灯りで輝かせてほしい、な。水はきっと甘いから、ね。

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