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2006年04月のお知らせ・コラム

2006.04.17

おかみさんサミット

去る3月8日に下諏訪町の御田町おかみさん会が主催した「おかみさんサミット」。各地からおかみさんが参加しました。
諏訪市、岡谷市、茅野市、富士見町といった近在の街から、下諏訪温泉の女将さん達は着物姿で、狭いぷらっとショップスのスペースに熱気が集いました。
小諸からは相生町のおかみさん会、鹿教湯温泉からは内村っ娘の会のみなさまが。他にも自慢の小麦粉を発表している柄木田製粉からも。それぞれがかかえる悩みや問題意識を、大変自分らしく報告しあうことができました。
話すのは苦手です、と言った声がありましたが、とんでもない、皆自分の於かれた状況からの話でしたから、分かりやすく楽しくユーモアを交えてに話しは、どこのシンポジウムのパネラーも勤まる見事さでした。
ともかく始めましょう。小さく産んでおおきく育てましょう。の合い言葉で、第一回目が行われたのです。
そうした親しくなって行く間柄から今回の春屋展は実現しまた。
第2回目は小諸市が引き受け、早速多くの関係者に呼び掛け、「連携」というテーマで、実現に向けて準備会が開かれるまでになっています。動き始めた信州の女性達のパワーです。
それを支える男性群との「連携」を話し合える小諸おかみさんサミットが楽しみです。
ぜひ、ご参加ください。
相生町おかみさん会でも、私にでも、下諏訪ぷらっとショップでも受け付けています。開催は5月20日(土)の午後です。

2006.04.16

下諏訪春屋展が始まりました。

どうして、いつまでもこの寒さが続くのでしょう。今日も山には新しい雪が積もったように見えました。
桜も、まだ咲いている樹の方が少ないようです。
この展覧会が始まるころには、きっと桜が咲き終わるころだう。次に桜に続くきりえが咲きますよ、とこのネーミングをしました。ところがどうでしょう。
桜がまだ咲いていません。高遠さえ三部咲きだというのです。
何と言うことでしょう。
私達は桜を待たずに展覧会を始めるに至りました。
下諏訪の春屋さんがよみがえって、新しい空間に生まれ変わり、そのはじめてのお披露目として「きりえ満開@春屋で候。」が今日から始まったのです。
大社通りが日に日に美しくなっていますが、その柱ともなる建物の一つがが春屋さんでして、格子戸と障子の美しさの中に、モノクロ作品をメインに展示しました。自分で言うのも、ナンですが、見事にマッチして、今日一日、私は、その空間の中で、改めて自分の作品と対話をして過ごしました。  
ぜひ、のぞいてください。よっこらしょ、と登る箱階段がまた懐かしい日本を体験させてくれるのです。工事中にうっかり落としてしまったツバメの巣。ところが4日前から戻ってきて巣づくりを始めてくれています。偶然私の「春屋の前で逢いましょう」という絵には、そのツバメが登場していたのです。一番似合う鳥だからです。ありがとう、ありがとう。

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